美濃焼

 

商品一覧

 

[小田陶器]

結 豆皿(白)

¥990(税込)

 

[小田陶器]

結 豆皿(赤)

¥990(税込)

 



 

 美濃焼とは

 美濃焼(みのやき)は、1300年を超える歴史を持つ岐阜県東濃地方の焼き物です。

 

もともとは古代に朝鮮半島から伝わった須恵器づくりから始まり、平安・鎌倉・室町と時代を重ねながら、用途や技法を変えつつ発展してきました。

なかでも、桃山時代には千利休や古田織部ら茶人たちの美意識を受けて、織部、志野、黄瀬戸、瀬戸黒といった代表的な茶陶のスタイルが誕生し、芸術性の高い「茶陶」として黄金期を迎えました。

 

織部の大胆な緑釉や、志野の柔らかく漂う白と薄紅の美しさ、黄瀬戸や瀬戸黒の穏やかな色合いは、今なお多くの人に愛されています。

 

江戸時代には、茶の湯だけでなく日常使いの器も大量に生産されるようになり、明治以降は機械化・分業化も進展。

昭和には高級品の生産やタイル製造にまで広がり、現在では日本の陶磁器のおよそ半数以上が美濃焼といわれるほどになっています。